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梅雨の湿気と潮風から愛車を守る。イタリア車・欧州車オーナーに選ばれる                「TONOクリスタル上人橋」の秘密

梅雨の湿気と潮風から愛車を守る。イタリア車・欧州車オーナーに選ばれる                「TONOクリスタル上人橋」の秘密

■1. なぜ欧州車は日本の梅雨に弱いのか?
ヨーロッパ、とくにイタリアやドイツの気候は、夏場でも比較的乾燥しています。そのため、現地で設計された自動車(特にクラシックカーや、天然本革・アルカンターラを贅沢に使用した高級モデル)は、日本の「高温多湿な梅雨」を想定して作られていません。
湿度が70~80%を超える日本の梅雨時に、風通しの悪いガレージや、直射日光で内部が蒸し風呂状態になる屋外カバー保管を続けていると、わずか数日でシートやステアリング、天井にカビの胞子が繁殖します。また、輸入車特有の「内装パーツのベタつき(加水分解)」も、この湿度が大きな引き金となります。
一般的な対策としては、以下の3点が挙げられます。

定期的にエアコンをかけて車内の湿気を飛ばす
除湿剤を車内に設置する
走行後の熱気や湿気を車内にこもらせない

しかし、これらはあくまで「一時的な気休め」に過ぎず、最も重要なのは「クルマを置く空間そのものの環境」です。

■2. あえて「強制換気」を不採用にした理由と、それを裏付ける実測データ
私たち東野ビルディングが手がける「TONOクリスタル上人橋」のタワーパーキングは、設計段階からこの「日本の湿気」に対して明確な答えを用意していました。
実は設計時、私たちは「機械的な強制換気システム」を導入すべきか、設計士の先生と徹底的な議論を重ねました。
しかし、ここで一つの重大な懸念が浮上したのです。
それは、「福岡市という海の近いロケーション」です。
梅雨時期の湿った海風には、目に見えない大量の塩分が含まれています。もし機械で力任せに外気を循環させてしまえば、湿気だけでなく、愛車にとって致命傷となる「塩害(サビのリスク)」までパーキング内部に引き込んでしまうことになります。デリケートなイタリア車や欧州車のボディ、下回り、エンジンルームを預かる場所として、それは絶対に避けなければならない事態でした。
そこで私たちは、建設中から完成後にかけ、また同様の施設に協力を依頼し、パーキング内部の環境を徹底的に追跡・検証しました。そして今回、当時の非常に興味深い実測データを確認することができました。
外気がジメジメとした日本の最も過酷な猛暑の時期であってもタワーパーキング内部の湿度は「50~60%台」という、カビの繁殖ライン(一般的に70~80%以上)を大幅に下回る良好な環境を維持していたのです。(画像は雨天時の測定)
さらに、「最上階へ行くほど、1階よりもさらに湿度が低い」というタワーパーキング特有の優位性もはっきりとデータに示されていました。
その結果、タワーを包む強固な構造は、外気の急激な温度・湿度変化をシャットアウトするだけでなく、潮風を効果的にに遮断する「堅牢なシェルター」として機能していることが実証されたのです。

機械で無理やり「リスクのある外気」を吸い込むくらいなら、自然換気のみとして建物自体が持つ優れた機能に委ね、愛車を優しく守る方がはるかに安全である_。この確信があったからこそ、私たちはあえて余計な設備を排除するという「引き算の贅沢」を選択いたしました。

■3. 平置き区画とバイクガレージに込めた、もう一つの「引き算と足し算」
当物件には、タワーパーキングのほかに「平置き駐車場(2台分)」と「専用シャッター付きバイクガレージ(限定1スペース)」をご用意していますが、ここにもマシンの特性に合わせた独自の設計思想を反映させています。
まず「平置き駐車場」は、表通りからのシャッターによってセキュリティを確保、建物内に置くことで紫外線をシャットアウトしつつ、200V充電用コンセントを設置、あえて敷地内に個別のシャッターは設けませんでした。これも緻密に計算された湿気・熱気対策の一環です。個別の狭い空間に閉じ込めないことで、空気の容積を大きく保ち、走行直後のエンジン熱や湿気が車体の周りにこもるのを防ぐ、開放的かつ安全な保管環境を実現しています。
一方で、限定1スペースの「バイクガレージ」には、あえて専用の個別シャッターを設置しました。バイクは、剝き出しのメカニズムやパーツを眺め、弄る愉しみがあります。ここは単なる保管場所ではなく、オーナー様だけの「秘密基地(趣味部屋)」として100%プライベートな時間を過ごしていただくための空間として100V電源を設け、あえて完全に独立した密閉空間という「足し算の設計」を行いました。
クルマとバイク、それぞれの愛し方に寄り添ったこの空間設計こそが、私たちのこだわりです。

■4. 完璧と言い切れないからこそ、考え抜いた環境を
生き物のように変化する自然環境において、「100%絶対にカビが生えない」と言い切ることは不可能です。しかし、私たちは愛車を預かる責任として、限界までリスクを抑え込むハードウェアを構築しました。ミリ単位の傾斜設計に続き、この「目に見えない湿度・塩害環境」へのこだわりこそが、TONOクリスタル上人橋の誇りです。
今年の梅雨、大切なパートナーの保管場所に少しでも不安を感じていらっしゃるオーナー様は、ぜひ一度、私たちのこだわりが詰まったこの空間をご覧ください。

皆様の愛車への情熱に、私たちは「設計」でお応えいたします。

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